アニメ化もされた『捏造トラップ-NTR-』で有名なコダマナオコ先生の新作『海猫荘days』を読んだので感想を書いていきます。
『海猫荘days』のあらすじ
唯一の親友に、婚約者を奪われた真由美。全てを捨てて、全てから逃げて、知り合いのいない田舎で心機一転中学教師生活…!と辿り着いた先で一番苦手な金髪ヤンキーに絡まれ、一緒に海に落ちるハメに。元凶のヤンキー女子・凜は、よりにもよって真由美の下宿先「海猫荘」の管理人だと名乗り…。傷を負ったオトナ女子を取り巻く海辺の街の日々と人々の物語、開幕。
引用元:海猫荘days-コミックシーモア
コミュ障教師の主人公・真由美と金髪ヤンキー・凛が話の中心です。
さらに海猫荘で同居している凛の姪、ひなた(3歳)に近所に住む妾の子・阿島と本妻の子・さくらと登場人物は多いです。
田舎特有の人間関係の密さや大自然も描いています。田舎出身の人は共感できると思います。
『海猫荘days』の感想
『捏造トラップ-NTR-』のようなダークさがあまり無く、非常に読みやすい作品です。
とはいえ『親がうるさいので後輩(♀)と偽装結婚してみた。』のような完全に明るい作品かといえばそうでもないです。
そもそも真由美が田舎に出てきた理由が「唯一の親友に婚約者を奪われた」からですからね。この時点でクッソ重いという。のちのちこの婚約者を奪った元親友も話に絡んできそうです。
さらに阿島の学校でのいじめ問題など不穏な要素はかなりあります。実際田舎のがいじめが多いイメージはある(偏見?)
百合についてですが、メインの登場人物である真由美と凛だけでなく、真由美とひなたのおねロリ要素もあります。ひなたは毎話真由美のおっぱい触ってる気がするんですが(笑)。このあたりはコダマナオコ先生の得意技でしょう。
妾の子・阿島と本妻の子・さくらの関係もかなり気になります。この二人も百合なんですかね。義理の姉妹百合はポイント高いです。
また、真由美と凛は性格が正反対ですがどちらもキャラクターとしての魅力に溢れているのも評価点です。
1巻はまだ導入部といった感じですし、今後の展開が気になる作品です。
まとめ
今回はコダマナオコ先生の『海猫荘days』1巻の感想でした。
実はこの単行本、3話しか収録されていません。もちろんその分1話ごとのページ数は多いです。
前から思っていましたが、コダマナオコ先生はかなりの速筆ですね。休載も少ないですし。
『捏造トラップ-NTR-』の連載が終了してからあまり間を空けずに短期集中連載の『親がうるさいので後輩(♀)と偽装結婚してみた。』を挟んで再び長期連載になりそうな作品を発表という。
『親がうるさいので後輩(♀)と偽装結婚してみた。』(著:コダマナオコ)の感想
これでアンソロジーの仕事までこなしてるんだから本当に凄いと思います。作品の引き出しも多いですしね。
そんなコダマナオコ先生ですが、現在『海猫荘days』1巻の発売を記念して各種電子書籍サイトで「コダマナオコフェア」を開催中です。
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『捏造トラップ-NTR-』が苦手な人には『親がうるさいので後輩(♀)と偽装結婚してみた。』や『レンアイマンガ』をおススメします。
特に『レンアイマンガ』の黒井律は『海猫荘days』の真由美に属性がかなり近い(メガネ、コミュ障、巨乳)ので真由美が気に入った人はハマるかもしれません。
レンアイマンガ 新装版 1巻
ちなみに『捏造トラップ-NTR-』のアニメはU-NEXTで見ることが出来ます。
また、『海猫荘days』1巻の続きはコミック百合姫7月号で読めます。
コダマナオコ先生曰く、「ダーク」と「ライト」をハイブリッドした作品である『海猫荘days』。
今後の展開に期待したいです。
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