未幡先生の『私の百合はお仕事です!』(通称:わたゆり)5巻を読んだので感想を書いていきます。
『私の百合はお仕事です!』のあらすじ
このブログで『私の百合はお仕事です!』を単独で扱うのは初なので一応あらすじも載せておきます。
白木陽芽は、誰からも愛されるように振る舞う高校1年生。 ある日、不注意によって通りすがりのカフェの店長・舞に怪我をさせてしまい、陽芽は代役として「カフェ・リーベ女学園」の店員になることに。そこはお嬢様学校の学生に扮した店員同士が、姉妹となり清らかに美しく給仕をするサロンだった。 陽芽はそこで一人の女生徒・美月を「お姉さま」と呼んでしまい・・・・・・
百合姫が月刊化された2017年1月号から連載している人気作品で、2019年6月に5巻が発売されました。
タイトル通り「百合が仕事」であるコンセプトカフェを舞台とした、一風変わった設定が持ち味の作品です。
ゆりひめ@ピクシブでは3話まで無料で読めます。
私の百合はお仕事です!-ゆりひめ@ピクシブ
『私の百合はお仕事です!』の感想
『私の百合はお仕事です!』作品全体の感想
この作品全体の魅力としては「設定の斬新さ」「キャラクターの個性」が挙げられます。
やはり仕事として百合を演じるカフェが舞台というのは面白いです。「ありそうでなかった」とかそういうレベルではないですし。
キャラクターもそれぞれ立っており、特に主人公である陽芽がかなり個性的。
その可愛い容姿を武器に、将来玉の輿に乗るためソトヅラを使いこなすやべー奴です。百合漫画において結婚願望持ちの主人公は結構レアな気がします。
そんな陽芽の友人である果乃子は、陽芽のソトヅラを知っているのですが彼女のことが大好きという。
主人公の陽芽がソトヅラ使いなうえに、舞台が百合を見せ物としたカフェなので読み解くのが難しい作品かと思われるかもしれませんが、まったくそんなことはないです。
そのあたりはやっぱり未幡先生の魅せ方や表現力が優れているのでしょう。
『私の百合はお仕事です!』5巻の感想
4巻で長かったブルーメ選挙も終わり、5巻からは陽芽、美月、果乃子の関係性にスポットライトが当てられるようです。
本当は仕事以外でも仲良くしたい陽芽と美月ですが、上手くいかない感じがもどかしい。
5巻収録最後の話では美月が「カフェ・リーベ女学園」で働くようになったきっかけが語られました。
果乃子が陽芽大好きなのは相変わらず。果乃子の陽芽に対する想いと、陽芽の果乃子に対する想いにはギャップがあるのでここの関係性にも注目したいです。
個人的には陽芽×果乃子のカップリングが好きなのでデート回(シフト23)はヤバかった(笑)。
あとがきにもちょっと書いてありましたがこの章は長くなりそうです。じっくり描いてほしいですね。
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まとめ
この記事でも書きましたが、『私の百合はお仕事です!』はアニメ化されるだけの魅力を持った作品だと思います。
かなりアニメで映える作品だと思うのですがどうですかね?同期の『私に天使が舞い降りた!』もアニメ化されて人気だったのでいけそうな気がするのですが。
さて、現在6月の百合姫コミックス新刊配信を記念し、各種電子書籍サイトにて7月1日までの期間限定で『私の百合はお仕事です!』1巻が半額、2・3巻が値下げされるセール中です。
また、未幡先生の短編集『キミイロ少女 完全版』『少女^2 完全版』も値下げ対象作品となっております。
キミイロ少女 完全版
少女2 完全版
『私の百合はお仕事です!』の今後の展開とアニメ化に期待です。
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