『私を球場に連れてって』3巻を読んだので感想を書いていきます。
今回はせっかくなので元ネタの解説も。
『私を球場に連れてって』の感想と元ネタ解説
3巻では2018年シーズンの序盤から交流戦、オールスターを経て8月26日の試合までが収録されています。
体育のソフトボールでいちゃいちゃしたり、原付で埼玉から福岡まで行ったり……作中でも言われてますがさすがに原付で福岡は正気ではない(笑)
最後はきらら恒例の水着回。水着はキャラが出るからいいですわね。
以下適当に元ネタ解説
やってやろうじゃねえかよ!!
タマとファル子に煽られたレオナのこの発言は『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』の人気コーナー「リアル野球BAN」における杉谷拳士の発言が元ネタ。得意とする右打席に立った杉谷だが、山田哲人に「ヒダリデウテヤ」と挑発されて出たのがこの発言である。
ルーキーから一軍で大活躍
高卒ルーキー.304 31本→清原和博、16勝5敗最多勝→松坂大輔、大卒ルーキー20勝4敗→上原浩治。
なお「もはや球団職員」「ファームの帝王」は結構いる。なぜかクビにならない選手も。
イチオシの外国人コンビの活躍
クリス・マレーロとステフェン・ロメロのこと。マレーロはNPB公式戦通算10万号本塁打を打った選手。ロメロは2020年からは楽天。
作中でもネタにされている通りオリックスは弱いイメージがあるが、この年の交流戦は2位でパ・リーグ1位だった。
痩せないことを目標にする野球選手
DeNA梶谷隆幸のこと。もともと痩せやすい体質らしく、夏場に激痩せしてしまうことが多い。
※追記
コメント情報によると2017年に西武・源田壮亮が絶対痩せないという目標を立てていたもよう。元ネタ的にはたぶんこっち。(情報提供に感謝)
投手がへばってくる夏場に痩せてパワーが落ちるのは野手にとって死活問題である……
名選手の息子ってプロ野球で活躍できていない
ミスタータイタンズの息子→長嶋一茂、三冠王捕手の息子→野村克則(カツノリ)。プロ野球選手としての成績はイマイチだった。
一芸があればプロでもなんとかなる
キャッツの将来の正捕手→森友哉、メジャーで首位打者を取りまくる168cm→ホセ・アルトゥーベ、216cmの投手→ルーク・ファンミル。
森友哉は将来というか来年(2019年)MVPを獲得。2018年もベストナインである。
ファンミルは2014年に楽天に所属。成績を残せず1年で退団した。
キャッツの蛮族打線
2018年・2019年のライオンズは「山賊打線」と呼ばれる超強力打線で連覇を果たした。なお作中でも散々ディスられている通り投手力はお察しで、防御率は2年連続で最下位である。
てか「山賊」より「蛮族」のがひどくない?
キャッツの選手は出て行ってばかり
西武はFA流出最多のチーム。しかも主力がガンガン抜けるという悲惨っぷり。
サヨナラ満塁ホームラン
2018年8月26日 福岡ソフトバンク対埼玉西武 12回裏にジュリスベル・グラシアルが打った。
まとめ
交流戦もオールスターも2020年はないんだよなぁ……
なぜかディスられ続ける群馬に草。埼玉県民って北関東見下す傾向ある気がします。
正直2018年シーズンは西武がぶっちぎりなので面白くはないんですよね……そういう意味では2019年シーズンのが面白いので期待したいところ。この漫画がいつまで続くかはわかりませんが。
どうしても単行本の発売ペースが遅いので現実とのギャップが気になりますが、懐かしい気持ちになれるのでこれはこれでいいかなと思います。
4巻にも期待です。
コメント
こんばんは
絶対に痩せないは西武が元ネタ的に源田では?
参考:http://sisitama.blog.jp/archives/16648861.html
本当ですね。普段セしか見ないのでボロが出ました。検索したとき梶谷しか出なかったので……
情報提供感謝です