「ギャル」×「百合」という珍しいコンセプトで発売された『SHIBUYA ギャル百合アンソロジー』。
今回は『SHIBUYA ギャル百合アンソロジー』の感想です。
『SHIBUYA ギャル百合アンソロジー』の感想
リバースライン(ヨルモ)
元ギャル大学生と現役ギャルの女子高生の話。
こういうアホそうだけど純粋な女子高生ほんとすこ。
おしえてあげる(ぺそ太郎)
ギャルに憧れる真面目委員長と同じクラスのギャルの話。エロあり。
展開が強引すぎて草。ここまでだと逆に清々しい。
浪漫非行(ましまる)
ギャルロリ。
自分の娘がいきなりこんなんになったらビビると思う。
昨日の友は今日の××(飴野)
同級生のギャルに恋する陰キャギャルの話。
『高嶺の花はウソツキです。』もそうだったけど飴野先生ギャル描くの上手すぎる。
関連記事→『高嶺の花はウソツキです。』(著:飴野)の感想
このアンソロジーではこの話が一番よかった。
恋する野うさぎ(寝路)
ギャルと動物園の飼育員の話。
舞台を動物園にするあたり寝路先生らしい。
すっぴん片想い(みんたろう)
メイクさんに恋するギャルモデルの話。
壁ドンですよ!壁ドン!
知らない私も好きですか?(樫風)
ラブラブギャルカップルの話。
ゆりんゆりんでよかった。ページ数も多いし。
あなたのわたし(折子ポトス)
ラブラブギャルカップルの話。
前の話は高校生だったけどこっちは社会人。
合縁奇縁(樺山)
中華料理店のバイトと常連の大食いギャルの話。
百合度は低め。
君を愛さば穴二つ(稲葉春)
ピアスを開けるギャルの話。
百合において「ピアス」は性行為の暗喩。
知らなかった人は覚えてね(笑)。
はるを待つあかいろ(依子)
幼馴染同士のギャルと地味子の話。
最後を締めくくるにふさわしい作品だった。百合度高め。
まとめ
全体的な印象としてはかなり良かったです。
まあギャルである必要性をほとんど感じなかった作品があるのは事実ですが、大抵のアンソロジーにそういう作品があるので気にはならないです。
それにしても「ギャル」というテーマだけでここまで出来る時代になったんですね。
女子高生だけでなく、おねロリや社会人でも「ギャル百合」の話を作れるんだからたいしたものです。
あとは作画が全体的に良かったのでそこも評価ポイントです。
しかしタイトルが『SHIBUYA』って(笑)。
でも渋谷の女子高生ってアホなギャルってイメージがあるのは事実なんですよね……
まさに新元号予想で「タピオカ」とか「嵐」とか言いそうな感じの。
最近の一迅社の百合アンソロジーのタイトルセンスはさすがだなーと思いました。
人気が出れば続編にも期待できそうです。
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