しーめ先生の『ゆりづくしの教室で』1巻を読んだので感想を書いていきます。
『ゆりづくしの教室で』1巻のあらすじ
「委員長」と「不良」、二人の不器用な青春…だけじゃない! クラス全員の「百合」が同時進行中!! 偏差値そこそこ、とある女子高の2年1組。30人の個性豊かな生徒たちが過ごすクラスは、飽きないぐらいに、わちゃわちゃで賑やかな毎日。そんな教室の様子も、よーく見てみると、30人それぞれの行き交う想いが見えてくる…。個性豊かで「ゆりづくし」なクラスを見守る、学園オムニバス第1巻!
『ゆりづくしの教室で』は百合カップルだらけの教室「2年1組」を舞台にしたオムニバス形式の百合漫画です。
各種電子書籍サイトの「試し読み」で読める部分は「プロローグ」にあたるため、試し読みだけだと作品のテイストを掴むのは難しいかもしれません。
ということで(?)作者のツイッターで2話ほど公開されています。
クラスのムードメーカーの素顔(1/4) pic.twitter.com/EGj1dfRkQk
— しーめ@単行本1巻発売中 (@si1_1me) July 19, 2020
こんな感じで毎回1組のカップルが取り上げられていきます。
『ゆりづくしの教室で』1巻の感想
個性豊かな生徒たちが揃う2年1組。そこで繰り広げられる30人30色の百合を堪能できる作品です。全体的にコミカルな話が多め。
また、主役らしき人物もおらず、「全員が主人公」のような形をとっているのも特徴です。百合オムニバスとして有名な『あの娘にキスと白百合を』とはちょっと違う形式ですね。
個人的には第3話「シャルと和子」がお気に入り。イギリス出身の縦ロールお嬢様・シャルロットと元ヤンキーの大和撫子・鈴木和子の話です。なぜかファンクラブができてしまったシャルロットは大量のファンたちにまとわりつかれてしまうがそれを解決したのは……という話になっています。
あと第5話「栞と絵真」もよかったです。この話は作者のツイッターで公開済み。なんかリアルでありそうな気も(笑)
絵描きと物書きの少女が出会う話(1/5) pic.twitter.com/F0HnIkxG0s
— しーめ@単行本1巻発売中 (@si1_1me) July 18, 2020
全体的に明確な恋愛描写は少ないのでガチ百合はちょっと……という人にもおススメです。
まとめ
百合群像劇として非常に面白い作品でした。オムニバス形式なので気に入る話は必ず見つかるでしょう。
『ゆりづくしの教室で』や掲載誌である『コミック百合姫』を電子書籍で読むならebookjapanがおススメです。
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