「まんがタイムきららフォワード」でマウンテンプクイチ先生が連載中の野球百合漫画、『球詠』(たまよみ)がアニメ化されることが発表されました!
【特報】「まんがタイムきららフォワード」で連載中の『球詠』がTVアニメ化決定!!!
高校生活を野球に捧げる少女たちの、熱くてカワイイ青春模様をアニメでもお届けします!
第5巻まで発売中の原作コミックスもお見逃しなく! pic.twitter.com/Umg1wDkCla— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2019年6月23日
今回は『球詠』についての記事です。
『球詠』のアニメ化が決定!あらすじは?
中学時代、1回戦負け野球部の投手だった武田詠深。捕手が捕れないため、投げられなかった「魔球」への後悔を抱えたまま、進学した高校で再会したのは幼なじみの山崎珠姫。かつて交わした約束、再び目覚める野球への情熱…白球に恋する少女達の物語、開幕!
引用元: 球詠 1巻
要するに高校生の「女子野球」をテーマとした作品です。
作品としては2019年4月からアニメが放送されている『八月のシンデレラナイン』に近いです。スライディングしたら怪我しそうなユニフォームなのも一緒(笑)。
関連記事→『八月のシンデレラナイン』(ハチナイ)のアニメは百合アニメ!?
作者のマウンテンプクイチ先生は百合姫コミックスからも百合漫画を出しています。同人誌として描いていた作品をまとめたものとなっています。
ぷくゆり 1巻
ななゆり 1巻
また、「まんがタイムきららキャラット」でも『あまゆる。』というきらら系にしてはかなり百合要素の強い作品を連載していたこともあります。
あまゆる。 1巻
マウンテンプクイチ先生はこれらの作品にもちょくちょく野球ネタを出すくらいの野球好き。
そんなマウンテンプクイチ先生が満を持して「野球漫画」として発表したのがこの『球詠』です。
『球詠』原作漫画の感想
『球詠』は野球描写のリアルさ、キャラクターのかわいらしさが特徴です。
野球描写に関しては作者の「野球愛」が伝わってくるくらいにリアル。
確かに主人公・詠深は「魔球」の使い手ではありますが、言ってしまえばただの「変化量の大きいカープ」であり、球が消えたりするような非現実的なものではありません。
現実でも藤川球児のストレートやハマの大魔神・佐々木主浩のフォークが「魔球」と呼ばれていたことがありますし、それらに近いものだと考えればいいでしょう。
野球好きがニヤリと出来るような細かい野球ネタもあるので拾えるとさらに楽しめます。
白井ネタw 球詠百合百合してる野球マンガでよかったぞ! 越谷舞台だしそのうち越谷のバッセンも出てくるかな? pic.twitter.com/zuhnkBQagc
— あかりゅ~ (@akaryu907) 2016年11月19日
例えばこれはストライクコールの声が大きいことで有名な審判・白井一行さんのネタですね。
もちろんこのようなネタがわからなくても楽しめるので心配は無用です。
そしてキャラクターがとにかくかわいい。
いかにもきらら系の萌え絵柄でリアルな野球をやるというギャップがいいんですよ。それだけでなく絵に迫力もあります。この画力は本当に凄い。
各種電子書籍サイトにて1話は無料で読めるのでぜひ読んで欲しいです。
『球詠』は百合漫画?
百合姫コミックスから百合漫画を出しているマウンテンプクイチ先生なので当然百合要素もあります。
一番アツいのはやっぱりバッテリーの詠深×珠姫でしょう。
珠姫が逸らさないと信頼しているから詠深は安心して「魔球」を投げられるわけで。
4話で一緒に全国に行くことを誓うシーンは本当にいい……
あとは双子の姉妹である息吹×芳乃もすこれます。姉妹百合は最高。
もちろんそれだけでなく、二遊間コンビや先輩コンビもいいですし、お気に入りのカップリングは見つかると思います。話が進むにつれていろいろなカップリングが浮上してきます。
また、この作品の大きな特徴としては「男が出てこない」というのもあります。
作中の全国大会への予選である埼玉県大会は出場校が158校ですが、これは現実の夏の甲子園予選・埼玉県大会とほぼ一致。
つまり、現実の高校野球くらい女子野球が一般的な世界観ということです。
コーチ、監督だけでなく、観客も見事に女性オンリー。そもそも男が存在しない可能性すらあります。
そういえばマウンテンプクイチ先生が描いた男キャラ見たことないな……
百合漫画に男はいらないという考えの人にも安心して勧められる作品です。
まとめ
『球詠』は野球と百合のどちらかが好きなら読んで損はない作品です。
『八月のシンデレラナイン』から女子野球に興味を持った人にもおすすめです。
まだアニメに関する詳細は発表されていないので、原作を読んで予習をしておきましょう。
どんなアニメになるのか今から楽しみです。
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