桐山はるか先生の短編集『ガラスの靴を脱ぎ捨てて』を読んだので感想を書いていきます。
『ガラスの靴を脱ぎ捨てて』の感想
全て社会人百合なのが特徴です。
ガラスの靴を脱ぎ捨てて
『コミック百合姫』2018年2月号に収録。
飲み会での会話の妙なリアルさ、すこです。
マッキーネタちょっと草。好きなものは好きと言えるきもち抱きしめてたいね。
ハッピーエンドを目指して
『ショコラ 社会人百合アンソロジー』に収録。
関連記事→『ショコラ 社会人百合アンソロジー』の感想
小説家と編集者の話。
この設定では王道な話ではあるものの、王道には王道である理由があるわけで。
陰キャっぽいのに無駄にポジティブなのいいゾ~これ。
塵も積もれば愛となる
『エクレア rouge あなたに響く百合アンソロジー』に収録。持ってるけど記事書いてない……
細かい描写から二人の親密な関係がわかる。同棲してますねこれは。
ゴリラ好きって設定なんか草。
しあわせを分けなさい
『コミック百合姫』2018年5月号に収録。
会社では秘密だけど同棲してる設定。すこ。
日本ではなんで同性婚できないんでしょうね。
この話は作者のツイッターで読めます。
同僚の結婚式に出席した二人の話(百合)(1/5) pic.twitter.com/yXpKFirrWz
— 桐山はるか🐥6/18単行本 (@kiriharu913) 2019年6月21日
春の嵐をまだ知らない
『ショコラ2 社会人百合アンソロジー』に収録。
関連記事→『ショコラ2 社会人百合アンソロジー』の感想
推しのYoutuberが職場に来たという設定は最近ならでは。
それにしても保険会社の人と仲良くなるのって難しそう……
斯くして二人はこの先も
『White Lilies in Love BRIDE’s 新婚百合アンソロジー』に収録。
関連記事→『White Lilies in Love BRIDE’s 新婚百合アンソロジー』の感想
この話平然と結婚してる設定だけど収録されていたのが新婚百合アンソロジーなので……
当たり前になったらアカンってのが学べる。心当たりある人結構いるのでは?
となりの楽園
『コミック百合姫』2019年7月号に収録。
これも同棲設定。仕事に疲れた恋人を衝動的に旅行に行れていくという話。
たまには息抜きも必要よね。
まとめ
社会人ならではの悩みとか葛藤が扱われているものの、全ての作品がいちゃいちゃしてるので身構えずに読めます(笑)。
桐山はるか先生はよく百合姫の読み切りやアンソロジーで見る名前で、ハズレが無いという印象でしたが改めて読んでもやっぱり良かったです。
自分にとっての初見作品はありませんでしたが、単行本としてまとめてくれるのは非常にありがたいです。
『ユリキュール』の表紙も担当していますがこれも凄くよかったですしね。
ユリキュール アルコール百合アンソロジー
もちろん単行本ならではのおまけマンガも収録されているので初見作品が無かったとしても買って損はありません。
社会人百合が好きな人には特におすすめです。
ガラスの靴を脱ぎ捨てて【イラスト特典付】
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