今回は最近電子書籍に興味を持った人のために、電子書籍のメリットとデメリットについて書いていきます。
自分には電子書籍と紙の本どちらが向いているか判断する助けになれば幸いです。
電子書籍のメリット
すぐ読める
40話読了 ヤバかった(語彙力)
— ゆりすこ (@yurisuko_blog) 2019年4月26日
例えばこれは『やがて君になる』7巻発売の次の日に、電子書籍サイトでダウンロードした「電撃大王」で『やがて君になる』の続きの話を読んだ自分のツイートです。
なんと7分で読み終わっています。もっとじっくり読めというツッコミは勘弁(笑)。
やはり家に居ながらダウンロードしてすぐに読むことが出来るというのはかなりのメリットです。
ネットで注文してから届くまで、もしくは書店で買って帰るまでのタイムラグが無いです。日付が変わったらすぐ読めます。
スペースを取らない
一番のメリットはこれではないでしょうか。
紙の本は重いしかさばりますが、電子書籍はスペースをとりません。持ち運びすら可能です。
単行本はともかく雑誌はかなりスペースを取ります。特定の作品だけが目当ての場合は特に気になります。
左:月刊化前の百合姫5年分 右:月刊化後の百合姫2年6か月分
それぞれ30冊ずつ。高さはそんなに変わらない pic.twitter.com/uMNhIsafXi— ゆりすこ (@yurisuko_blog) 2019年4月19日
さすがにこれを全部保存するのは物理的にキツイですよね。雑誌によっては本当に分厚いです。
背表紙を集めることが出来る電子書籍サイトもあるので電子書籍は味気ないと思っている人はこの機能があるサイトを選ぶといいでしょう。eBookJapanなら可能です。
eBookJapanの評判は?Yahoo!の電子書籍サイト!
紙よりも安い
基本的に電子書籍は紙の書籍より若干安いです。印刷や物流のコストが抑えられるからです。
本としての機能は同じなので値段が安いにこしたことはないですね。
特にアンソロジー系はかなり安くなります。300円くらい違います。
|
|
また、電子書籍は値引きを禁じる「再販制度」の対象外であるため、キャンペーン期間や初回利用時などは非常に安く電子書籍を手に入れることが出来ます。
ちなみに無料で読める本もありますよ。
汚れに強い
当たり前ですが、紙の本は汚れに弱いです。自分も本を本棚にしまうときに帯を破ってしまうことがありますし、飲み物をこぼしてしまったこともあります。
電子書籍の場合汚しようが無いです。
見開きページがきれい
紙の本と違って綴じ部が無いため、見開きページもきれいに見えます。見開きページは作品の重要な場面で使われることが多いです。
紙だとどうしても綴じ部が邪魔してしまいます。
電子書籍のデメリット
本を読んでいる実感に乏しい
「ページをめくる」という動作が必要ない分、本を読んでいるという実感が乏しくなりがちです。
読了感も紙ほど感じられない傾向があると思います。
電子書籍化されていない本がある
いくら電子書籍がかなり普及してきたとはいえ、今までに出版された全ての本が電子書籍化されているわけではありません。紙でしか存在しない本はあります。
また、電子書籍サイトによって品揃えも違います。読みたい本が自分が使っている電子書籍サイトでは配信されていないという事もあり得ます。
配信停止される可能性がある
電子書籍はサイトがサービスが停止してしまったら終わりです。現状電子書籍サイトを運営している会社はどこも大手なので倒産の心配はなさそうですが。
ここに関しては紙で物理的に持っていたほうが安心といえるでしょう。
売れない
物理的に存在するわけではないので他人に貸したり売ったりということは出来ません。
本は1回読んだら売るというスタイルの人には電子書籍は向いてないです。
店舗特典が付かない
当たり前ですが、店舗特典が付きません。
最近は店舗別の特典に力を入れている作者さんは多いので、少しもったいないかもしれません。
実は電子書籍限定の特典も存在はするものの、マイナーの域を出ません。これに関しては今後次第ですね。
配信が遅いことがある
紙の本の発売日と電子書籍の発売日が一緒とは限りません。
電子書籍での発売が遅れることもあります。出版社や電子書籍サイトによります。
まとめ
今回は電子書籍のメリットとデメリットについて書きました。
もちろん紙の本と電子書籍を使い分けるのもありです。電子書籍を使っている人でも紙の本を全く買わないという人は少ないのではないでしょうか?
例えばアンソロジーや雑誌は電子書籍で、普通の単行本は紙でという使い分けの仕方はかなり有力だと思います。
具体的にどの電子書籍サイトを選ぶべきかは以下の記事で解説しています。
電子書籍で漫画を読むならおすすめは?
それではよい電子書籍ライフを!
コメント