『へんたいよくできました』(著:雪尾ゆき)を読んだので感想を書いていきます。
『へんたいよくできました』のあらすじ
名門お嬢様女子校に通う生徒会書記・恋子のヒミツ。
…それは、憧れの生徒会長との
“百合妄想”をノートに書き連ねる事だった。
誰にも見せないハズだったのに、
よりにもよって会長の妹・二花に
見つかっちゃって、
ノートをネタにからかわれる日々…。
妄想と現実が交差する、
ハイテンションギャグ百合コメディスタートです♡
Amazon商品紹介ページより引用
もともとこの漫画は「ゆりひめ@ピクシブ」で連載されていたのですが、なぜか百合姫本誌に1話が2回掲載されたことがあります。休載多かった月だったから穴埋めですかね……
「ゆりひめ@ピクシブ」で今でも無料で全話読むことが出来ます。
へんたいよくできました ゆりひめ@ピクシブ
『へんたいよくできました』の感想
「ハイテンションギャグ百合コメディ」ではあるものの「ギャグ」と「百合」のバランスが非常にいいです。
ただ主人公・恋子の変態行動をギャグ調に描くだけでなく、最終的に百合エンドに持っていくのが上手いと感じました。
そもそも主人公は妄想が激しいだけでそこまで変態的な行動は取ってない気がします。もうちょっと変態にしてもよかったかもしれませんが限界はある(笑)。
匂い嗅いだりリコーダー舐めるくらいなら変態じゃなくてもやるのでは(マジレス)?
今年は連載が始まったりイベントでたりできて楽しかったです!来年もよろしくお願いします!(画像は連載中の漫画の主人公のよだれまとめです) pic.twitter.com/uwZGMRXIyo
— 雪尾ゆき@単行本発売中 (@yukio__yuki) 2018年12月31日
まあでもこう見ると変態ですね。表情で変態に見せるのが非常に上手い。
あとは主人公の憧れの人の妹である二花(にか)が非常にかわいいです。この作品の魅力の半分以上は彼女の存在によるものだと思います。
今どき珍しいステレオタイプなツンデレツインテキャラなのですが、徐々に主人公に惹かれていく様子が巧みに描れています。
気になったのは舞台が「戸有学園(とあるがくえん)」とか適当っぽいところくらいです。
単行本一冊にまとめた百合作品としてはかなりレベルが高いのではないでしょうか。
まとめ
今回は雪尾ゆき先生の『へんたいよくできました』の感想を書きました。この作品は単純に絵が可愛らしいので読みやすいです。
「ゆりひめ@ピクシブ」で全話読むことは出来ますが、単行本を買わないと後日談が読めません。
買って損はない作品なので買いましょう(笑)。
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