塀先生の『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』1巻を読んだので感想を書いていきます。
『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』のあらすじ
二十歳の大学生・上伊那ぼたんは酔うと少し大胆になってドキッとする一言を…? これが令和の“読むアルコール”。 上伊那ぼたんに酔いしれましょ。
引用元: 上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花 1
20歳の大学1年生・上伊那ぼたんがお酒の魅力にハマり、酔うと寮長のいぶきに変な絡みをするようになる……といった「お酒」×「百合」の作品です。
タイトルと主人公の名前にも使われている「上伊那」の元になったのは日本酒の名産地である長野県の上伊那郡。他の登場人物も日本酒の名産地から名前がとられています。
なお、本作品の舞台は埼玉県秩父市。表紙でぼたんが持っているのも「秩父麦酒」です。
本作は秋田書店の無料マンガサイトマンガクロスにて連載中。
『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』の感想
「お酒」をテーマにした作品だけあり、お酒の知識も得ることができます。自分はあまりお酒詳しくないんですが、それでも余裕で読めました。
お酒要素だけでなく百合要素もかなりのもの。
主人公のぼたんといぶきの関係だけでなく、いぶきのことが好きなかなでとの三角関係、仲のいいやえか・あかねのコンビといろいろなカップリングがあります。大学の寮が舞台なだけあって可能性はいろいろありそうです。
もう一つ注目したいのはキャラクターの服装。各キャラの特徴に合わせた私服がきれいに描かれています。女子大生にはおしゃれでいてほしいし(?)。
まとめ
全体的にレベルが高く、おすすめできる作品です。
ところでお酒×百合といえばこんなアンソロジーもありました。
5月27日に『アルコール百合アンソロジー ストロング!』の名前で続編も出る予定。まあ実際お酒と百合は相性がいいと思います。酒の力を借りれば何でもできるし……!?
『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』2巻にも期待です。
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